作者：椋木 修三レビュー： 絶対速読記憶術 (だいわ文庫) (文庫) 「脳力アップ! 1秒間速読練習帳」の続編として書かれている本です。著者の速読法は、誰でも絶対習得できる「絶対速読」とのことで、その方法を用いた記憶術とのことですが、ほとんどの内容は…

作者：杉浦 日向子レビュー： YASUJI東京 (ちくま文庫) (文庫) 江戸期を扱う作家は決して少なくはありませんが、それらの作家と、杉浦日向子は、微妙に、ある意味、まるで違うような気がします。彼女はただ江戸期の空気感が好きなんだろう。ほとんど肌の感覚…

作者：菊池 木乃実レビュー： それはきっと神様がくれた恋―恋の涙をときめきに変える22のヒント (単行本) 恋愛をすると悪い事は自分にだけ起こってるって悲劇のヒロイン入っちゃいがちな私に元気を与えてくれました。いろんな形の恋愛、みんな悩みを抱えなが…

作者：岸田 今日子レビュー： 子供にしてあげたお話してあげなかったお話 (単行本) ふと、目にとまって読んでみた本ですが、とても良いです！珠玉の短篇とはこういう本を指すのではないでしょうか。「子供にしてあげたお話」は岸田さんがお子さんに聞かせて…

作者：ポール・ギャリコレビュー： ほんものの魔法使 (ちくま文庫) (文庫) 寓意を含んだ話というものは、ともすれば、物語として不満が残る場合があるんだけど、この作はファンタジーとしても一級品。少年少女に向けたラストのメッセージは、執筆当時７０に…

作者：日垣 隆レビュー： 知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る (新潮文庫) (文庫) 「買ってはいけない」批判や少年犯罪関連のノンフィクションは興味深く読めたが、日垣氏のこのハウツウ本は、さていかほどの値打ちがあることやら。地に…

作者：アルボムッレ・スマナサーラレビュー： 心がフッと軽くなるブッダの瞑想 (だいわ文庫) (文庫) 今、スマナサーラ長老のファンが急速に増えていますが、一番もったいないのは本を読むだけで瞑想をしないことです。勿論、本を読んで理論等を学ぶことは大…

作者：レビュー： とびきり聡明な女たち―英知の言葉100年 (単行本) 短いけれども、含蓄のある言葉がたくさん並んでいます。きっとあなたが必要としている言葉が見つかる筈。基本的に英語圏の女性の言葉なので、人生訓という感じでなくユーモアが感じられる言…

作者：唯川 恵レビュー： 愛がなくてははじまらない (だいわ文庫) (文庫) 久しぶりに読んだ唯川作品。20代前半に出会ったときから、彼女の作品は好きです。ただ、今回は一か所疑問を感じたところが。30を前にした女性たちが、「自分の居場所」について疑問を…

作者：芦沢 晃レビュー： サラリーマン大家さんが本音で語る中古マンション投資の極意 (お宝不動産セミナーブック) (単行本) 著者は最初の自宅と最初の投資物件を除いてすべて現金購入している。１９８３年からの自身の資金繰り表を見てみると、入社１０年の…

作者：岸田 今日子レビュー： 子供にしてあげたお話してあげなかったお話 (単行本) ふと、目にとまって読んでみた本ですが、とても良いです！珠玉の短篇とはこういう本を指すのではないでしょうか。「子供にしてあげたお話」は岸田さんがお子さんに聞かせて…

作者：直居 由美里レビュー： ２０１１ 九星別ユミリー風水 一白水星 (文庫) 一年の参考アドバイスに購入しています今年は好きなカラーの表紙だったので何かいいことあるか楽しみです 更に詳細を見る

作者：高宇 政光レビュー： 僕は日本茶のソムリエ―お茶で世界をつなぐ夢 (単行本) カサブランカ（モロッコ）で著者は、そこに日本茶喫茶店があったことを知って驚く。そこから、著者の日本茶の謎への、長い長い旅が始まった。 上海に行ったとき、私はお茶屋…

作者：斉木 涼レビュー： 新宿二丁目ウォーズ ~男の中の男のサバイバル術~ (単行本（ソフトカバー）) ゲイ、二丁目のリアルな世界と同時にお店の経営者、接客や接遇についても著者の体験を元に面白おかしく書かれていて笑いあり涙あり学びありとエンターテイ…

作者：石原 伸司レビュー： ムショの中の怖くてオモロイ人々 (だいわ文庫) (文庫) 出張前に書店で気楽に読めるもの、というどうでもいい基準で選んだ本ですが、意外な「拾い物」でした。同じようなムショものとしては、『獄窓記』では刑務所生活の前、つまり…

作者：中村 うさぎレビュー： うさぎ・邦正の人生バラ色相談所―苦悩の泥沼にハマッてしまった人へ (単行本) 山崎邦正なんて芸無しヘタレ。面白くもないし、興味ないよ。中村うさぎさんが好きだから読むけど、あんたに悩み相談の回答なんてまともにできるの？…

作者：ビリー ミルズレビュー： ネイティブ・アメリカン 幸せの原点―新しい人生へ・10の扉 (単行本) ネイティブアメリカンは本人と同じ遺伝子を持ち、同じような思考を持っている。日本人の思考の基本は楽天主義でおおらかであり、それは記紀の記述からもよ…

作者：k.m.p.レビュー： おかあさんとあたし。〈2〉 (単行本) 思わず、見入ってしまう。親と離れて暮らしているからなんか胸にジンとくる。子供のころを思い出す。ずいぶんわがままだったよな、とか、いろんなことを思う。お母さんを大事にしたいと思わせて…

作者：岸田 今日子レビュー： 大人にしてあげた小さなお話 (単行本) こんなところに！という本との出会い。ずっと昔に蒔いた種。何を植えたのかも忘れてしまった。芽も出ないで静かにしていたのに、ひょんなことで地面を掘り返されてしまった感じ。もう芽は…

作者：萩本 欽一レビュー： まだ運はあるか (単行本) 先日、テレビの深夜番組で、コントを演じる萩本欽一氏の姿をひさしぶりに目にした。コントについての認識が甘く､コメディアンのだれもがやりたがり、しかし結局みなが失敗するこの笑いのスタイルを、萩本…

作者：円谷プロ=レビュー： ウルトラマンおもちゃ箱 (単行本) ウルトラQ〜ウルトラマンパワード、ウルトラマンネオス、セブン21まで、放送当時から現在(1996年当時)までに発売された塩ビ人形を中心に紹介してある本です。(その他のおもちゃやグッズも多少あ…

作者：平林 直哉レビュー： クラシック名曲初演&初録音事典 (単行本（ソフトカバー）) 盤鬼・平林直哉の執念の１冊。こういう仕事に敬意を表さなければ、どだい尊敬すべき仕事などこの世にない（？）。音楽史、レコード業界、メディア文化史は勿論、社会学的…

作者：小鷹 信光レビュー： ブロードウェイの探偵犬―犬ミステリ傑作集 (単行本) 副題は「犬ミステリ傑作集」、つまり犬にまつわるミステリーのアンソロジー。「美酒ミステリー傑作選」及び「美食ミステリー傑作選」でファンになった小鷹信光のアンソロジー、…

作者：富田 一彦レビュー： 富田の〈英語長文問題〉解法のルール144 (上) (単行本) 長文の解説は、数学の証明問題のように説明されています。私が好きな部分は、重要語彙の解説の部分で、例えば、「equivalentという形容詞はto/ofで意味の使いわけが行われる…

作者：本田 健レビュー： 30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫) (文庫) 期待して読んだだけに、正直微妙に感じた。言い切り型の書き方のため、流されやすい人、取捨選択が苦手な人には向かない本だと思う。実際に筆者が試された内容も含まれているが筆者…

作者：金田 理恵レビュー： ぜんまい屋の葉書 (単行本) 著者が英国製素人用活版印刷機（どのようなものかわからないけれど､楽しそうな気がする。欲しい。）を使って印刷して、月に一度、知人に送っていると言う葉書の画集。本当は自由な自分だけの時間まで､…

作者：渡辺 雄二レビュー： コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品 (だいわ文庫) (文庫) この本は、加工品はやめて自炊しましょう。やむをえず加工品を買うときは油で揚げたものや添加物の入ったものは避けましょう。ということがさまざまな食品…

作者：勝田 小百合レビュー： エイジレス魔女の作り方 (単行本) 前作と違い、写真や可愛いイラストもなく、ほぼ文字で内容が詰まっています。美容本ではなく、健康本的な作品にしたかったのでしょうか?本屋では美容本コーナーに置かれていましたが。 細胞レ…

作者：竹島 清レビュー： 建築家と建てる理想の家 (単行本) 注文住宅って「高い」イメージがあるけど、予算がしっかり固まっていれば、本当に自分が住みたい家を建てることができるんだってことが、一つの事例をみながら分かる本です。自分のイメージがすべ…

作者：マージョリー ウォレスレビュー： 沈黙の闘い―もの言わぬ双子の少女の物語 (単行本) 何故この二人は二人で生まれてきてしまったのか。二人でこの世に生まれたが為にお互いがお互いを監視し、深い地の底へ引きずり込むようなことをしなければ行けなかっ…