2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review!

作者:大下 英治レビュー: 黒幕―昭和闇の支配者〈1巻〉 (だいわ文庫) (文庫) ロッキード事件で有名な児玉誉士夫の生涯を描いたノンフィクションです。児玉誉士夫の名前は聞いたことがあっても、どういう人か知っている人は、一般の人では少ないのではないで…

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作者:デイヴィッド・ロッジレビュー: 素敵な仕事 (単行本) 『交換教授』『小さな世界』に続く、ラミッジ大学シリーズの第3作。ロッジを全て読んだわけではないですが、おそらくスラップスティックな要素が次第に減っていって、パロディ的な面白さよりも、…

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作者:伊藤 緋紗子レビュー: 美しく生きるためのレッスン (単行本) 伊藤さんファンとしてはいままでの本(ロスチャイルド家の~)で充分、重複した内容と思われます。初心者ならば、事細かにどうしたら日常生活において美しく日々を送る事ができるか?が書い…

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作者:小林カツ代キッチンスタジオレビュー: 小林カツ代のあっという間のおかず (単行本(ソフトカバー)) ケンタロウレシピ本は何冊か購入し、作っていたのですが、小林カツ代レシピは今回が初めて。はっきりいって、感動しました!これまで興味がなくて知…

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作者:レビュー: 万国びっくり博覧会―万博を100倍楽しむ本 (単行本) ~愛知万博に便乗した本と言うなかれ!『万博に初めて行った日本人は福沢諭吉だった』『明治政府による初めての出品は 金のシャチホコ・鎌倉の大仏・神社・日本庭園=ウィーン万国博覧会(…

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作者:長野 まゆみレビュー: メルカトル (単行本) 相変わらずの長野さんの世界観が満載です。美少年はお決まりだけど、今回は女性が良い形で登場するので読んでてホッとしました。 そして、物語の世界観がなんだかハウス名作劇場のようで美しい(私は勝手に…

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作者:桐島 洋子レビュー: 聡明な女たちへ (単行本(ソフトカバー)) 「渚と澪と舵」では、作者の若き時代の、自由で前向きな力に溢れた生き方に、共感した。今、70代に入った作者がどんなことを見つめ、考えているのか興味があり、本書を手に取った。背筋…

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作者:有森隆 グループKレビュー: 株マフィアの闇 (だいわ文庫) (文庫) 巨悪欲望のや暗闘史シリーズの3巻目だが、巨悪は序章のライブドアぐらいで他はどこにあるのかわからない。単に、大きな金を使って投機しただけの話で、人をだましたわけではないのに…

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作者:米村 亜希子レビュー: モテやせ美人道―いい感じにやせる本 (単行本) 作者が綺麗な人にインタビューして、とにかく体験しまくった美人になるためのネタを70個!!あまり細かいことは書いていないけど、これは効果あった。これは辛かった、みたいな軽い…

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作者:内藤 誼人レビュー: 「人たらし」のブラック交渉術―思わずYESと言ってしまう魔法の話術 (単行本) ◆相手の出鼻をくじく◆敵を丸め込む会話◆相手にとってなくてならぬ人になるコツ◆難しい相手とも円満に付き合うために◆優れた交渉者の持つ10の特徴◆どん…

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作者:堀 E. 正岳レビュー: 情報ダイエット仕事術 (単行本(ソフトカバー)) 毎日たくさんの情報だらけで振り回されている人は必読です。最大の片付けはまず捨てることからといわれるように、目の前にある情報は本当にいるのでしょうか。この本には、それら…

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作者:日野原 重明レビュー: 習慣が「いのちの樹」を育てる (だいわ文庫) (文庫) 心に書き留めておきたいような、心に残る言葉もある。でも、対談形式であるせいか、必要以上に、ヨイショと自慢のやりとりに思えるところがわりとあって、気になった。それと…

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作者:山本 ふみこレビュー: 暮らしのポケット―「少し」の生活をたのしむコツ (単行本) 新聞連載をまとめたということで、ひとつひとつのお話がちょうどよい長さで読みやすい。ところどころに入ったイラストつきのレシピはすぐにでも実践できそうなものばか…

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作者:寺田 操レビュー: 介助犬シンシアの物語 (単行本) 私がこの本を買おうと思ったのは、表紙のシンシアが可愛かったのと、1枚めくった所にある木村さん夫妻とシンシアの写真がとても微笑ましかったからです。最初は何気ない感じで本を手に取り読み始め…

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作者:横森 理香レビュー: プチ贅沢―ココロとカラダを元気にする77のアイテム (単行本) 出産を期に横森さんのエッセイを読むようになりました。これまで読んだ本は、ちょっぴりセレブ感が強くてなんとなく「いいなぁ有名人はお金あって」のようなひがみ根性…

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作者:長野 慶太レビュー: 辞表を出して次へ行け! (単行本(ソフトカバー)) 誰でも一度や二度は真剣に転職(又は起業)を考えたことがあるだろう。何故だか見えない力が転職の邪魔をする。8年前の転職を振り返りながら拝読した。全くその通り!と申し上げ…

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作者:唯川 恵レビュー: 5年後、幸せになる (単行本) 女性が、書いた作品は「女性からの視点」になるので、どちらかと言うと、「男のこと知らないくせに・・・」と思っていた。女同士で、慰めあうみたいな。この5年後、幸せになるはとても興味深かった。「…

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作者:コンドウ アキレビュー: ホッと歳時記 (単行本(ソフトカバー)) 子育て本ではありませんが、私はこの作者が大好きなのですごく癒されました。特に、食に関するページが面白かったですよ。作者の方が、ごろ寝のお供にでもと書かれてますがのんびり癒…

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作者:石井 裕之レビュー: プロセラピストが教える秘密の恋愛カウンセリング (単行本) 石井氏のコールドリーディング関連の本を読んだ人にはテーマを恋愛に絞ってあるというだけで、特に目新しいところはないと思います。女性向けに書かれているようですが…

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作者:横矢 真理レビュー: 身近な危険から子どもを守る本―子どもの安全・安心ノート (単行本) 「一人きりでのお留守番」「子供同士で外で遊ぶこと」「お友達との接し方」などなど、毎日の生活の中で「こんなことがもしあったら?」と問いかけながら親子で学…

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作者:ルドルフ シュタイナーレビュー: 照応する宇宙 (シュタイナーコレクション) (単行本) シュタイナーが神智学協会をやめたのは、確かにクリシュナムルティの問題がきっかけとはなったが、シュタイナーにとって、それは本質的な問題ではなかった。神智学…

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作者:羽佐間 正雄レビュー: 勝者の流儀 トップアスリートの知られざる原点 (ハードカバー) スポーツキャスターがトップアスリートの素顔を書いたものです。選手本人の言葉でないため、今ひとつパンチにかける気がします。でも、トップアスリートの努力の凄…

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作者:池上 彰レビュー: これで世の中わかる! ニュースの基礎の基礎 (文庫) 本書を読めば、経済ニュース以外の国際問題や県境問題などのニュースを見たり読んだりするうえでの予備知識が得られます。その事象は、歴史から見た過去・現在・未来という一本の…

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作者:菊池 木乃実レビュー: 恋する理由をおしえてよ (幻冬舎文庫) (文庫) なかなか自分に当てはまる部分が多い!まさしく私と一緒!って事が多くて、わかる~と思わず共感して読破しました。この作者の本は、最後には頑張ろうって思えるメッセージが多いと…

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作者:山田 太一レビュー: ふぞろいの林檎たち (単行本) ふぞろいの林檎たち。なんてすてきなタイトルでしょう!このタイトルとサザンの「いとしのエリー」がまさにぴったりです。テレビドラマはもちろん映像化された作品で楽しむ物ですが、一度見た作品を…

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作者:大和 岩雄レビュー: 魔女はなぜ人を喰うか (単行本) 魔女が何故人を食べるのかが知りたかった私には最高の書物だった。初めは魔女の歴史から掘り下げて書き、次にカニバリズムの関する記述(吸血鬼や狼憑き)に関して詳しく記されている。そして、現代…

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作者:長野 まゆみレビュー: ぼくはこうして大人になる (単行本) 如何してなのかは、今になっても解りません。読み終えた途端、何故か涙が零れ落ちてきました。主人公・一と、七月の微妙な関係が、美しく、そして壊れそうなくらい繊細に描かれ、読んでいる…

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作者:杉田 望レビュー: 総理殉職 (ハードカバー) 大蔵省高等官六等大平正芳は内モンゴル近くの張家口にあった。齢二十九歳。鈍重な風貌でどこか才気に欠け、見た目には年寄りじみていた。昭和十四年(一九三九)年六月末。 この書き出しから、次の締めくく…

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作者:はづき 虹映レビュー: シーソーの法則 (単行本(ソフトカバー)) 読み終えて、深い余韻が残りました…。こんな物語をずっ〜と待っていたような…、そんな気がします。途中、何度、涙を流したか、わかりません。何度も苦しくなりましたし、何度も何度も…

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作者:永尾 カルビレビュー: ひとりぼっちを恐れる君へ―女の子のための友情論 (単行本) 友達ってどういう存在なんだろう?こんなことを少し考えさせられるような本です。この本を読んで、「別に友達、親友をがんばって作ろうとしなくてもいーじゃん」って思…