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作者:吉田 典史

レビュー: あの日、「負け組社員」になった…―他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方 (単行本)

著者が言うところの「負け組み」となった会社員たちの話が記されている。「こんな対応をしたから」、「こんな点にきづかなかったから」、「負け組み」となったとの事例が紹介されている。
読んでいて、「会社ってこんなにも人をおとしいれる罠がたくさんあるのだ」と言った事例ばかりで気分が落ち込む。罠への対策らしきものも筆者がコラムとして書いているがあまり本質的な対応策とは思えない。


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作者:鈴木 義幸

レビュー: 職場スイッチ―ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方 (単行本)

 重苦しい職場の雰囲気を良くするために何かをやらなくてはいけないとは思うものの、なかなか一人では大変だし、勇気が必要だと思っているときに「一人でも出来る会社の空気の入れ替え方」という副題にひかれ購入しました。

 「会社の空気の入れ替え」というメタファーも分かりやすいし、中に出てくる手法も具体的で、自分だけでもやれそうなことがいろいろ書いてあります。
 日ごろコーチングをされている方だけに事例を交えた提案は実戦向きなので、ちょっとしたことからはじめようというモチベーションが高まります。

 会社の雰囲気を変えたいと思っているけど行動を起こすために背中を押して欲しい人には本書が非常にいいきっかけになると思います。


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作者:安藤 竜二

レビュー: 地元の逸品を世界に売り出す仕掛け方―「知る人ぞ知る」を「カネのなる木」に変える (単行本)

そのサムライは、肩まで伸びたロンゲを束ね、穴あきジーンズと皮のブーツをはいて登場した。性質の悪いサギ師かペテン師かと・・・
でも。。。話しを聞いてみると、まともなことを言っている。その風体とは、およそかけ離れたビジネスの話しを・・・
その熱い想いの語り口から、「そうなんだよ、それそれ。そんなことをやりたかったんだよ。」「それをどうしていいのか、わかんなかったんだ。だから・・・」と、いつのまにか解決への糸口へと引きずり込まれてしまう。
ここに書かれていることは、ブランドとは何か?情報発信の方法、自社商品の再構築等、通り一遍の入門書というよりも、人間「安藤竜二」の魅力に始まり、その体験から導き出された実践手法(無手勝流?)に、納得し勇気を与えられる??!
?冊でした。
WEBと合わせて検証(ブランドデザイン力)し、読み進めることをお勧めします。


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作者:久保 憂希也

レビュー: 文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書 (単行本)

計算(暗算)が得意でも簿記をマスターしていても、それは仕事の能力とは関係ない。関係があるのは数字力。では数字力とは何なのか・・・という導入。
1章は若干かったるく一瞬「ん?」と思ったが、「仕事で数字を使えるようになるには、やみくもに数字の知識を身につけても意味がない。ではどうすれば会社の数字をつかめるのか(会社の現状をつかむにはどの数字を見て、どう解釈したりくらべたりすればいいのか)」といったテーマの2章から尻上がりに面白くなっていく。さすが「仕事の数字をつかむ術」(そういうサブタイトルがついている)。
コンサルならではの「統計グラフの見せ方のトリック」とか、著者は元国税調査官だということで、国税が日常からやっている数字力のトレーニング法なんて話??!
?紹介されているのも面白かった。あとがきのエピソードもいい。
トピックがテンポよく並んでいる構成で、次々読ませる文章力も好印象。
なかなか勉強になる。良書。


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作者:「地球の歩き方」編集室

レビュー: 地球の歩き方 (D02): 上海・蘇州・杭州 (単行本)

上海はまあ急変しつつあるので、閉まった店が多いとかそういうのは見逃そう。だが重要な地区を丸ごと一つ見逃しているとなると、ちょっとガイドブックとしての技能を疑う。数年前から、上海のバーやクラブの集まる通りとして茂名南路 (Maoming Nan Lu) が、まあ日本における六本木(というほどでもないが)のような外国人ファランの集まる地域として名前を挙げている。ところがこの「地球の歩き方」にはそれがまったく触れられていない。信じられない。上海というのは言われるほどはおもしろいところではない。あの醜悪なチンポコタワーなんかを誇りにしている時点で、センスのなさはおして知るべしで、この茂名南路もそんなにすごいものではないとはいえ、相対的には言及を避けられない場所でしょう。それを数年に??!
?たりまったく無視というのは、よほど情報収集力がないか、よほど年寄りばかりが書いてるか、それとも何か方針でもあるのだろうか。かわりに最先端のクラブとして紹介されているところは、なんと小室哲哉プロデュース! いやあ、なういですねえ。上海若者系の風俗に興味ある人は、本書は使わないように。


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作者:細井 智彦

レビュー: ビジネスパーソンのための自分プロデュース術 転職に役立つ「自分の強み」の作り方、活かし方 (単行本(ソフトカバー))

自分の人生の目標やミッションを見つけて、自分の天職(本当にやりたい仕事、自分の強みを生かせる仕事)を見出したい場合、過去の職業経験等を書き出して、自分探しを行う場合があると思います。本書にはその場合の、具体的な分析方法や、注意点が書かれている。例えば「第三者から見た場合、とても意味のある(お金を稼げる)実績、経験なのにも関わらず、本人は大した経験でも実績でもないと思ってしまう場合がある。そんな場合は、自分の仕事を、後任に引き継ぐと想定した場合、どんな人を選べばよいかを考えてみると、色々と求める要件が出てきて、それが、身につけてきたスキルだと分かる」など。
サブタイトルが転職に役立つとなっているが、社内での昇格面接試験にも役立ちそうである。自身の過去??!
?業務の実績、現在の業務と業務への取り組み姿勢、考え方、業務の将来のあるべき姿等を含めて、要領よく自分を紹介することが出来るために抑えるべきポイントや、普段の心構え及び具体的なアクションについて書かれている。


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作者:スティーヴ・カプラン

レビュー: 巨象を捕まえろ!―ターゲットは「大企業」小さな会社の社長、営業マンのための法人営業術 (単行本)

表現や例えはとても面白いのですが、内容は「大きな会社との取引に全力投球」という当たり前なことが書かれているだけで、営業経験が少ない人向けに書かれているようです。著者はマーケッティングのコンサルタントとのことですが、このようなテーマで読ませる本を作ってしまう力には脱帽です。


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