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作者:山口 哲生

レビュー: 預金、やめた。―年5%の運用益を手に入れる最も確実な投資法 (単行本)

初心者にもわかりやすい解説、実例をあげて説明するなど随所に投資は難しいという偏見を打破しようという著者の考え方が見てとれる。

ただ、結論が変額保険を中心とした運用というのは、お粗末すぎる。
おまけに、著者が開発したアドリブ運用という怪しげな方法は、機械的分散投資のことで、画期的でも何でもない。

確かに、著者の前職のソニー生命の利率が高いのは事実だが、その分契約者がリスクを背負うからであり、
その他の生命保険会社のインチキ商売に比べると少しまともだからといって全面的に信用していいものではない。

この本自体が投資の甘い罠であると言っていい。
独立して苦しいからと言って他人の無知に付け込むのでは、ウォール街のやり方と変わらない。

前半の説明が良いので、その努力を評価して星一つ増やしたが、基本的には「投資で月30万儲ける」となんら変わりないと思う


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作者:重田 みゆき

レビュー: 人は0.5秒で選ばれる!―チャンスが20倍増える、印象力の磨き方 (単行本)

東京の大学3年生の娘をもっているのですが、その彼女にプレゼントとして
先程、贈りました。重田みゆきさんは、日本航空の国際線客室乗務員の経験も
あったので、その人生ストーリーを楽しみたく、私が、書店でまず購入しました。

やっぱり、スチュワーデスというのは、私たちの年代でもあこがれでしたからね、
夢を叶えた人のストーリーを読みたくて・・・。

しかし、重田さんのストーリーはあまりにも波乱万丈のようで、驚きました。
特に、日本航空の客室乗務員就職面接の対策として、家の中でもハイヒールを履いて
立ち居振る舞いの練習を学生時代にしていたことを知って、ビックリしました。

この根性があったから、人生色々なものを成し得てこられたのだなと・・??!
?・。納得。
しかも、女性にも嬉しい印象トレーニング本でもあって、試しに私もやってみたのですが、
驚くほど即効性が・・・。これだ!と考えて、就職で悩む私の娘に、プレゼントしました。

彼女の心に、この本がきっかけとなって、社会人としての準備を始めてもらいたいです。
とにかく、根性と女性らしい華麗さが、この本の魅力ですね♪

日本の男性政治家も、このトレーニングを始めているらしいので、
どの人かよく見てみようと思います。
とにかく、良かったです。


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作者:清水 香

レビュー: 地震保険はこうして決めなさい (単行本(ソフトカバー))

東日本大震災が起きてから、
地震保険の話をよく聞きますが、

自分の家には本当に必要なのか
どこまで補償されるのか
どうやって入ったらいいのか

いまいちよくわからないまま、不安に思っていました。

この本には、こうした疑問への
答えがすべて書かれていて、読後はとてもスッキリ!

中でも、火災保険の見直しをして、
浮いたお金を地震保険料にまわすという
イデアにはびっくり&感心しました。

地震保険に興味があるけど、難しそう、、、
と思っている人に
最適な本だと思います。


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作者:DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部

レビュー: 【新版】動機づける力―モチベーションの理論と実践 (Harvard Business Review Anthology) (単行本)

営業の目標管理とそれに基づく業績評価をMBO(Management by objectives)と呼んでいます。この本は翻訳本であるため、外資系企業ではここで指摘されているMBOの問題点と効果的な運用がそのまま役に立つと思います。また、日本企業においても参考にすべき点は多々あります。MBOプロセスではやるべき仕事と期待される達成水準を明らかにし、部下の能力向上と成長を支援します。しかし、こうした合意は、概して目標の羅列であり、複雑化した業務により社員に柔軟性が求められる事を表現する事はむずかしくなってきています。また、羅列する事で、それ以外の仕事をしても認められないという弊害も出てきます。MBOプロセスでは、メンバーにはマネージャの個人的な目標やマネージャは何を必要とし、仕事から何を得たいのかという事!
がわからないため共感できるチームワークがおきにくくなります。この様な問題点を解消するには社員が何にモチベーションを感じるかを把握し、目標は経営目標をグループとして達成出来る様に、それぞれの得意とするものに分解し、業務も個人及びグループとして定義しグループによる業績評価の一環として個人の業績評価を位置付ける様にします。どうですか?参考になると思います。


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作者:

レビュー: 適当手帳 For Business 2011 (Diary)

たいして期待もせずにぱらぱらとめくったら、はまってしまいました。
一応、手帳としては使える基本的な月刊、週間カレンダーで記入可能、東京メトロ路線図、日本地図、世界地図は掲載してあります。
面白いのが、日々の高田純次語録。
ためにはならないけど、ゆるゆるとした言葉が、笑いと脱力感をもたらしてくれると思います。
嫌な事があった日、頭の痛い会議や、嫌な取引先との折衝日でも、裏ビジネス手帳として使えば、少しは眉間のシワとストレス感がゆるみそう。
また、あてにならない高田式占星術と履歴書の書き方見本も面白いです。
シャレのわかる人にだったらプレゼントや、ゴルフ、クリスマスパーティー、忘年会の景品にしてもいいかもしれません。
表向きも全く普通のビジ??!
?ス手帳にしか見えないので、ばれないのもいいところ。

面白さで★5個か、迷いましたが巻末の路線図類がカラー印刷ではないので★4・5個。


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作者:中谷彰宏

レビュー: 面接の達人2013 バイブル版 (MENTATSU) (単行本(ソフトカバー))

面接でいうべきことはたった2つ、自己PRと志望動機。というのが本書の概要です。

だから、徹底的な自己分析と会社研究が必要になるのですが、
正直3年になってからそんなことを知っても、
話せるようなネタがないことに気づくばかりです。

しかし、大学入学当初に読んでおいてほしい一冊です。
4年間を漫然と送らず、自分を見つめながら様々な経験をして、
誰にでも自慢できるような自己紹介をできるようにしておくことは、
就職活動にかぎらず、生涯を豊かなものにします。

一読すると、そういうことも大事なんだな、という気持ちにはなります。

学生時代にはぴんときませんでしたが、本書の言うとおり、
自分が採用をする側になってみると、確かに、ほ??!
?んどの学生さんは、
自己PRをすべき事項がちゃんと見えていないように感じます。

簡単な本なので、学生さんは早めに一読されて、ぜひ自分を研究してもらえればなと思います。


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作者:大林 豁史

レビュー: 外食・非常識経営論―今の売上で、2倍の利益を上げる方法 (単行本)

日本レストランシステムという、日本一の会社の経営が書いた本です。

なにが日本一かというと、
この会社は経常利益率が20%以上と外食業界の日本一なんですね。

この20%という数字、製薬メーカーなどを除いて
日本の企業ではまず、お目にかかれない数字です。
しかも、誰でも参入できて競争の激しい外食では異常な利益率だといえます。

一例をあげると、
日レスでは、食材の輸入や店舗のデザイン、ユニフォーム、食器まで
社内で作っているそうです。
アウトソースが当たり前の業界で
すべてを内製することで、効率化とクオリティの維持を図っています。

次に、
セントラルキッチンや物流などの工場を、都心の一等地田園調布に
所有しています
!

ふつうは、埼玉や千葉などの郊外に作るものを都心に作ることで
渋滞を避けて、物流の効率化を図っています。

本書は、そんな利益率を高める具体的な手法を惜しげもなく
披露しています。

そんなに、教えても大丈夫なのかと心配になりますが
理論は簡単でも、この本の手法を実行するのは
並大抵のことではありません。

「出来ることなら、やってみろ」って感じなんでしょうね。


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