Book Review!


作者:大林 豁史

レビュー: 外食・非常識経営論―今の売上で、2倍の利益を上げる方法 (単行本)

日本レストランシステムという、日本一の会社の経営が書いた本です。

なにが日本一かというと、
この会社は経常利益率が20%以上と外食業界の日本一なんですね。

この20%という数字、製薬メーカーなどを除いて
日本の企業ではまず、お目にかかれない数字です。
しかも、誰でも参入できて競争の激しい外食では異常な利益率だといえます。

一例をあげると、
日レスでは、食材の輸入や店舗のデザイン、ユニフォーム、食器まで
社内で作っているそうです。
アウトソースが当たり前の業界で
すべてを内製することで、効率化とクオリティの維持を図っています。

次に、
セントラルキッチンや物流などの工場を、都心の一等地田園調布に
所有しています
!

ふつうは、埼玉や千葉などの郊外に作るものを都心に作ることで
渋滞を避けて、物流の効率化を図っています。

本書は、そんな利益率を高める具体的な手法を惜しげもなく
披露しています。

そんなに、教えても大丈夫なのかと心配になりますが
理論は簡単でも、この本の手法を実行するのは
並大抵のことではありません。

「出来ることなら、やってみろ」って感じなんでしょうね。


更に詳細を見る