Book Review!


作者:森 有正


レビュー: 森有正エッセー集成〈1〉 (ちくま学芸文庫) (文庫)

私が最初に彼の著作と出会ったのは現代国語の教科書の中でした。
美しい日本語で書かれているにもかかわらず、ちょっと気を緩めると内容が理解できない、
哲学のような、エッセイのような、一筋縄ではいかないという感想を持ちました。
ほとんどの作品は読んでいますが理解できているかというと、う~ん、4割くらいでしょうか。ところで、彼はパイプオルガンも弾く洒落たところのある人でしたが、みかけは坂上次郎に似ていました。
巴里で客死(1976)なさってから歳月も経ち、段々と忘れられていきそうでそれが残念です。


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