Book Review!


作者:吉田 篤弘

レビュー: つむじ風食堂の夜 (単行本)

日本の懐かしい風景が目に浮かぶ。
夜の静かな町で語られる、あったかいお話。
万歩計を「二重空間移動装置」、エスプレッソマシーンを「人工雲製造機」となずけたり、彼らしいユニークな発想がちょっぴり。
ステーキのようにボリューム感ある本ではなく、デザートのような甘くて、香りの良い本。
こじんまりした本だけど、スケールが大きいともいえる。なんせ、唐辛子の話から宇宙の話まででてくるんだから。
是非、映画化してもらいたい本です。
カンヌいけるかも。


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