Book Review!
作者:外山 滋比古
レビュー: アイディアのレッスン (ちくま文庫) (文庫)
本屋で見かけ、思わず買った。外山滋比古氏の著作は、今年の一月に「思考の整理学」という本を読んでいるが、いたく感激したことを覚えている。感激もさることながら、こんなにおもしろい読み物は無い、というくらいにおもしろかった。この本も同様である。真に分かりやすく、一々言うことに無理が無く自然に著者の考えが頭に滲みとおっていくという感じである。
内容は、日本人の弱点である独創性を養うためにはアイディアの涵養が大切である、ということを述べている。まずはアイディアとは何かについて述べ、その後にどのようにしてアイディアを見つけていくかを述べている。これを読んで、アイディアを出すということは、今だけの結果にとらわれずにひたむきに仕事をすることだと思った。私が??!
?やっている詳細設計で言えば、難しさに行き当たったらひたすら考えて、少し休んで、また考える、ということだろうか
しかしまあ、そんなことはどうでもよろしい、知的好奇心を満足させてくれた上でなにしろおもしろかった。よくこういうことがすらすら書けるものだな~、と改めて著者に敬意を表したい。
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