2013-12-23 Book Review! 作者:岩崎 正吾レビュー: 探偵の秋あるいは猥の悲劇 (創元推理文庫) (文庫) 1990年に出た単行本の文庫化。探偵の四季シリーズの第2作。 モチーフになっているのは『Yの悲劇』。しかし、それ自体がひっかけになっており、どんなに注意していても、幾重にも張り巡らされたミス・ディレクションに引っかかってしまう。 よく考えられたプロットであり、読後は本当に感心させられる。 また、全編に漂う叙情性も良い。 更に詳細を見る