Book Review!


作者:川島 隆太

レビュー: 記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか? (単行本)

 どうやら、ほろ酔い状態のほうが脳は活発に働くらしい……。本当かいな。と思ったら、本書を一読されるといいかと思います。

 川島氏は、言わずと知れた「脳トレ」のあの東北大学の川島氏。泰羅氏は、日大医学部で教鞭を取るやはり脳の研究者。
 このお2人は、以前、フジテレビの早朝番組「ボクらの時代」でも松島の旅館で楽しい話をしていたり、仲がいいわけですね。
 この2人が、肩が凝らないスタイルで、ディベートのように「酒は百薬の長」という立場と「酒は毒」という両面から、探っていきます。
 本書の最後の章は、2人の対談で、酒にまつわるいろいろな話が凝縮されていまして、これもまた、楽しいですね。

 科学音痴の私ですが、楽しく読ませていただきました。

 たぶん、これを読んで「酒はやめよう」という人と、「酒が飲みたくなった」と思う人が出てきそうです。ちなみに、私は後者。さて、今日も飲もうっと。


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