作者：小阪 裕司
レビュー： 冒険の作法―仕事と人生がもっと豊かになる (単行本)
特別な資質は無くてもいいんだな、と安心できます。
冒険者は冒険を経て強くなるのであって、
冒険に出るときには、弱くて意気地なしであって当然。
困難に出会えば、もうやめたいと思うのが人情。
未熟であるからそんなときに仲間に助けてもうう。
それでいい。苦しいと思いながらも自分で決断を続け、
冒険を辞めるのはもう少し先だと励ましていくうちに勇者は作られる。
勇者＝強きもの、という刷り込まれた図式が
勇者＝強くなろうとするもの、に変わりました。
これを読んだら何をするにしても、
気負わないでがんばろうと思えます。
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