Book Review!


作者:フラナリー オコナー

レビュー: 善人はなかなかいない―フラナリー・オコナー作品集 (単行本)

大江健三郎氏の講演を拝聴する機会があり、その講演の中で「フラナリー・オコナ-」という名を、恥ずかしながら初めて知った。壇上に立った大江氏が故オコナー氏を「素晴らしい作家」だと話していたので、それから非常に気になりだし、慌てて何冊かを購入。最初にこの1冊を読んだ。感想は「怖い」。いやになるくらい「怖い作家」。かつてのわたしのような、フラナリー未体験の方々の愉しみを軽減させるのは気の毒なので、内容には触れないでおく。ただ、愛する大作家の講演の受け売りではなく、わたくし個人的にお薦めの5つ星だということを言っておく。


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