Book Review!

作者：フックス 真理子

レビュー： ニッポンの公文、ドイツの教育に出会う (単行本)

日本が抱える公教育の問題点の先輩はドイツだったのか・・ということが筆者の実体験をもとに具体的に読みやすく語られている。ただ両国の違いや共通点を興味本位に並べ立てるのではなく、両者への深い愛情が感じられる点がいい。タイトルに”公文”とあるが、単なる公文礼賛本ではないので、筆者の言うように公文嫌いの人にこそ読んで欲しい本。また、将来この筆者によるエッセイ本刊行を期待したい。


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