Book Review!


作者:森脇 慶子


レビュー: 【東京】 ホルモンの名店 (単行本(ソフトカバー))

ホルモンヌの出現を苦々しく思っている諸兄も多いことと思いますが、少なくともその場にあるべき雰囲気をぶち壊しにさえしなければ、誰もが気軽に楽しめるのもホルモンの魅力。
共著による本書も著者の1人は元祖ホルモニストを名乗る女性(ちなみに他方の著者は男女6名からなる焼肉集団)。
それでかどうかは不明ですが、タイトルから想像されるであろう“ガチガチのおやじホルモン”ガイドではなく、硬軟織り交ぜたソフトかつやさしい仕上がりになっています。

【こんな人向き】
・ホルモンは食べたいけどおやじの聖地に足を踏み入れるのは何だかちょっと気が引ける女性。
・庶民的ではない彼女ともっと親密になるために内臓料理を食べに行きたい、少し気の弱い30代独身男性。
秋田屋?!
??マルディグラも好きな人。

【他のガイドを買った方がいい人】
・ホルモンっていやあ煙もうもうの中で隣の客と肩が触れ合う狭いカウンターで焼酎やホッピー飲みながらガツガツ喰うんでい、べらんめえ!って人。

定番のガテン系ホルモンから客単価1万円以上のフレンチまで、幅広いジャンルの“ホルモンの名店”が網羅された1冊。


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