作者:陳 寿
レビュー: 正史 三国志〈5〉蜀書 (ちくま学芸文庫) (文庫)
列伝形式でまとめられており非常に読み物としては読みにくいです。
初めてのかたやあまり知らない方は小説を読んで登場人物や歴史の流れをつかんでからの方がいいです
退屈してしまうと思います。
中身ですが
魏や呉と比べると非常に少ない「蜀」の記述。
しかしここにこそ彼の想いが込められている。
人物の並びや特に巻末の 井波さんの考察で陳寿の歴史家としての逆転の構図について書かれてある。
蜀びいきで そのしかけを見たい人はぜひこれを手にとってみてください。
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