Book Review!


作者:上野 千鶴子


レビュー: 「私」探しゲーム―欲望私民社会論 (ちくま学芸文庫) (文庫)

序とあとがきを読んで、まず思ったことは、文が非常に拙いということである。まるで話し言葉のようだ。序を読んだ限りやけに古めかしいなと思い、あとがきを読んでみると80年代に書いたものらしい。

なぜ、このような、言葉と言葉をつなげただけの論理性のないものが学芸文庫という形で出されたのか?講談社学術文庫岩波文庫、そして、ちくま学芸文庫で出版されるものはある程度時代を超えて読んでもあまり違和感のないものが多いように思えたのだが...にしてもこの人はいったい自分で書いた文章を自分で恥ずかしいとは思わないのだろうか...品性と教養という言葉は知らないのであろうか?序とあとがき・解説、そして目次を読み読む価値がないと判断したのだが、その時代を描くという社会学?というもの!
を虚栄心と皮肉を持ってただ書いたというものにしか見えないと私は思った。

そもそも、ならなぜあなたがこんな本を買うのかといわれると題名が面白かったというのとアマゾンで1円で手に入ったからである。


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