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レビュー: 武満徹対談選―仕事の夢 夢の仕事 (ちくま学芸文庫) (文庫)

武満氏は音楽に対してオープンマインドで、ジャズのセオリーでも支持できるものはきちんと支持した。ジョージ.ラッセルの対談では、嬉しくて仕方ない、という風情がよく見える。白眉なのはケージとの対談。ジョン.ケージの音楽の本質がこれ以上良く出た読み物を私は知らない。クロスカルチャー的なフィールドの人との対談もそれはそれなりに面白いが、やはり音楽家同士での対談の内容の奥深さにはしびれる。


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