Book Review!


作者:村上 満

レビュー: ビール世界史紀行―ビール通のための15章 (単行本)

数年前に読んだ本ですが、今読んでも面白いです。

各章は独立していますが、ビールの発祥から重要な歴史上の分岐点など、雑学的な部分も含めて非常に興味深く、楽しい本です。

少し前まで自分でビールを造っていたこともあり、ビールについての本は他にも数冊読みましたが、この本が一番読み応えがあり、面白いと思いました。

この本を読むと、いかにビールという物が奥が深く、ワインや日本酒などと比べても決して引けをとることのない、人類の文化の一部であることが、よくわかります。反対に、それまでの自分が、いかに日本式の、画一的に押しつけられたビールのごく一面しか知らなかったかということが、よくわかりました。

ビールに興味がある方には、一番のお薦め本です。


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