Book Review!


作者:ジル・チャーチル


レビュー: ゴミと罰 (創元推理文庫 (275‐1)) (文庫)

子育てに追われて忙がしい普通の主婦、料理を焦がしたり掃除を放棄したり、どちらかというとあまり優秀でない主婦が、必然に迫られて事件を解決していきます。人物描写の細かさや会話の絶妙さは、本物の主婦だったジル・チャーチルならでは。育児で疲れ切っているジル・チャーチルが母親に勧められてライティング・スクールに通ったことがきっかけで作家になったというから、納得。ジェーン・シリーズ第一作。事件や推理自体も緻密で、とっても楽しめます。このシリーズのタイトル全部は、有名作品のパロディ。訳者泣かせと評判です。


更に詳細を見る