Book Review!


作者:平石 貴樹


レビュー: だれもがポオを愛していた (創元推理文庫) (文庫)

何かおもしろい本格ミステリはないかとお探しの方、いませんか?そんな方におすすめなのが、本書の著者 平石貴樹のミステリ。作品数は少ないのですが、どれをとっても満足できる本格ミステリがそろっています。
中でもこの『誰もがポオを愛していた』は著者の(今のところ)代表作ともいえるミステリ、みたて殺人(ミステリの生みの親といわれるエドガー・アラン・ポオの作品のみたて)、不思議な謎、魅力ある探偵、不可能に見えていたものが論理的に解明されていく爽快感、ミステリ好きな人にはたまらない盛りだくさんの楽しさがつまっています。
さらにエピローグでは、ポオの有名作『アッシャー家の崩壊』に隠された真実を暴き出していて、これもとても興味深くおもしろい。
これぞ本格ミステリ??!
?太鼓判を押しておすすめできる一冊です。


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