Book Review!


作者:レイ ハリスン


レビュー: デスウォッチ (創元推理文庫) (文庫)

今回は、前巻に出てきたキャサリンが再び登場。モートンとちょっといい感じになるのだが、彼は別の女性に夢中である。
ブラッグは実に不幸と言わざるを得ない。身に覚えのない罪を着せられ、幸い理解ある上司(ない上司もいる)とモートンのおかげで、何とか捜査は続けられるが、もし有罪になれば先はない。
露ほどもやましいことのないブラッグだが、それはさておいてもこの法廷のやり取りも、ちょっと面白い。
そんなわけで、本来の事件は遅々として進まないが、今回はブラッグのキャラをより深く掘り下げているようだ。おじさん好きとしては嬉しい限り。モートンの妹とちょっといい感じになりそうな予感がする。モートンの家族は本当にいい人たちだし、おまけに頼りになる!(下手すると、本人よ??!
?役に立ちそうだ)
このコンビ物は脂がのってきてかなり面白いんだが、これ以降、翻訳が出ていない。あっちでは、続きもあるんだろうか? 面白いんだけどなあ。人気が出れば、続きも出るかも?


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