Book Review!


作者:ケイト・キングスバリー


レビュー: バジャーズ・エンドの奇妙な死体 (創元推理文庫) (文庫)

1906年、イギリス南東海岸の村にあるペニーフット・ホテルは
都会の上流階級の人々が訪れるお忍びの場として人気を得ていた。
オーナーのセシリーは、夫を亡くして間もない未亡人。
堅物の支配人バクスター
ホテルの企画を担当するちょっと見栄っ張りなフィービ、
不思議な力を持つ装花係マデラインらといった友人たちととともに
ホテルの運営に心を砕いていた。
しかしホテルで起こった事件(前作)が解決したのもつかの間、
今度は村で不審死が続き、しかも容疑者としてマデラインの名があがり
セシリーは友人とホテルを守るため、事件の捜査を開始する。

ゆったりした雰囲気と、つぎつぎ起きる事件、
個性的な登場人物がおりなす絶妙な人間関係が楽しめるミステリで?!
??。
今回の事件は、村で起きた不審死。
建設予定の灯台とは関係があるのか?
ホテルに滞在している怪しげなお客さまとは?
ホテルのメイドの妊娠騒動の結末は?
などなど事件も人間関係も、今回も盛りだくさんでした。


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