作者:マイクル・コリータ
レビュー: 夜を希う (創元推理文庫) (文庫)
抜群のリーダビリティー。
過去から続く恩讐。
アクション。
隠されていた秘密。
過不足ない人物描写。
ハードボイルド調ミステリの王道でございました。
期待の若手が放つ、ど真ん中ストレートの直球。剛速球。
プロットは比較的シンプルですが、内容はしっかり。
ミディアム・ボディーな感じです。
ミステリの初心者から、上級者まで幅広く楽しめるのでは。
ヒロインとのツンデレな関係がキャロル・オコンネル「愛おしい骨」を連想させました。
お薦めです。
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