Book Review!


作者:ビル・S. バリンジャー


レビュー: 煙で描いた肖像画 (創元推理文庫) (文庫)

ミステリーファンを自称する人なら絶対に読んでおかないといけないのがバリンジャーだと思います。結局誰が死んだの?という「歯と爪」も凄かったけど、また全然違う意味で、こんな完全犯罪って・・・と、唖然としてしまいます。見事です。実際に起きた事件で、迷宮入りになっちゃうものや、色々な世の中の7不思議的な事件って実はこういうことだったのかもしれませんね。とにかくpage turnerです、どんどんめくってしまいます。どうぞ、楽しんで、驚いて下さい。男のピュアネスを描きたかったと作家本人も言っていますが、男ってのは、好みの外見を持った女に、感情をはさまずにかかわれないんだな。果たしてそれがピュアネスか、単なる勝手かは、置いといて。


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