Book Review!


作者:ウィリアム イースタリー


レビュー: エコノミスト 南の貧困と闘う (単行本)

十八歳の無知な私でも読みきることができました。前半は、ドーマーやソローなど開発経済における過去の理論への批判から始まり、中盤はいままで行われてきた様々な政策がいかに失敗し、なぜそれらが成長への決定要因とならなかったかを明らかにしていきます。そして、貧困国ではなぜ将来へ投資するインセンティブが起こりずらいかなど貧困国に起こっている悪循環について言及していきます。後半では途上国政府がしばしば直面する汚職や、高インフレ、闇市場プレミアム、為替レートの固定、インフラへの不投資などの政策がいかに成長へのマイナスのインセンティブを生み出すかを解説します。初心者を置いていくような解説をしないのでまさに途上国開発を考える人の入門書と言えるのではないでしょうかただ、他??!
?人のレビューにもあったように、訳が堅い。その分疲れます。
経済をかじった事があるひとや英語に自信のある人は、原著を薦めます。
「The Elusive Quest For Growth


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