Book Review!


作者:大久保 利通

レビュー:レビュー対象商品: 大久保利通日記 (1) (単行本)

 ただの幕末ファンである。司馬遼太郎氏の作品を読み尽くしてから、原典に当たることにした。最初は図書館で借りていたのだが、大抵、閉架に置いてあって出してきてもらうのがこっぱずかしく、手元に置くことにした。
 この日記は、木戸孝允の日記のように素直に読んでいてはだめなようだ。いわゆる「深読み」が要求される。大久保利通は後世の人が読むことをしっかりと意識して書いている。その分、読み応えはある。木戸日記と照らし合わせながら読むと、とても楽しい。
 ちょっと値段がお勧めするには高いので、まずは借りて読んでみては。


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