Book Review!


作者:ギャビン ライアル

レビュー:レビュー対象商品: スパイの誇り―ランクリン大尉シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)

実はギャビン・ライアルの本を読むのはこの本が最初だったのですが、
夢中で読みました。草創期の情報局の様子や20世紀前半の英国の
情況、小物にいたるまで歴史小説として充分楽しめる上、
かなりマヌケなシーンもあり、とぼけた味わいがあります。
人物造形もそれなりに丁寧で、
(多少類型的な部分もありますが)何より主役たちが魅力的です。それにしても、それぞれの巻、訳者が違うのだから多少の違いがあるのは
しょうがないのかもしれないませんが、主役級の人々の名前ぐらいは
統一して欲しいものです。


詳細を確認してみませんか? → 

ブログランキング → http://blog.with2.net/link.php?1342232