Book Review!


作者:ムハンマド・バーキルッ=サドル

レビュー:レビュー対象商品: イスラーム経済論 (単行本)

 日本の読者にほとんど未知な、イスラーム経済について紹介する(訳者解題より)ために訳された本です。訳者まえがきによると、この本は、アリー・シャリーアティーの『イスラーム論考』とともに、今世紀に書かれた最も重要な著作と、スンニー派シーア派の別なく、高い評価を得ているようです。 あくまで、ムスリムのために書かれた本のため、クルアーン、スンナ(預言者の慣行)、ハディース、に従うことが、最終目的であり、いわゆる経済学の理想状態とは、本質的に違います。 論証の仕方も、ムスリム向けのため、上記の目的の理由は述べられていません。わたしは、シャリーアイスラーム法)について、初心者なので、スンナやハディース、参考文献などの載せかたには戸惑いました。
章立ては、
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 1イスラーム経済の基本的性質
 2経済理論の発見の方法
 3生産に先行するものの配分に関する考察 4生産に先行するものの配分の理論
 5生産に後続するものの配分の理論
 6生産の理論
 7イスラーム経済における国家の責任


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