Book Review!

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レビュー：レビュー対象商品: 甲子園名勝負読本―胸を熱くした激闘譜の数々 感動と興奮が今ここに甦る (別冊宝島 (454)) (ムック)

　血湧き、肉踊る青春の書である。私は江川の春の甲子園での快投をラジオで聴き、その勇姿を想像逞しくしたものである。私が中学校２年生の時。その大会で江川は広島商業に敗れる。期待して観た夏の大会。江川本来のピッチングは観られないまま甲子園から姿を消した。甲子園と私の出会いは江川に始まった。もう、３０年近く前である。本書にはいろいろな名勝負がいろいろなライターによって書かれている。すべてに熱い思いがこめられている。原辰徳、逆転のＰＬ、池田、ＫＫのＰＬ、松井秀喜、松坂大輔・・・。
スターがおり、スーパーチームがあり、名勝負がある。これらは実際の年齢を忘れさせ、私を青春時代に呼び戻す不思議なタイムトンネルである。青春万歳！


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