Book Review!


作者:原 暉之

レビュー: インディギルカ号の悲劇―1930年代のロシア極東 (ハードカバー)

日本では美談とされた話をソ連側から検証した本
北海道沿岸にソ連の船が座礁し、多くの犠牲者を出すものの
沿岸の住民の決死の努力で多くの人が救われた
しかし今ひとつソ連の反応がよくない。なぜなのか
実は極東開発のために送り込まれた囚人船だった、というところから極東情勢を読み解く
ソ連にとっての極東はある人には開拓すべきフロンティアであり、ある人には対日本の最前線であった
というわけで極東を開発していくのだが主な労働力は政治犯であった
当初は良好な待遇で成果を得ていたのだが、やがては・・・


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