Book Review!


作者:宮台 真司


レビュー: 終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル (ちくま文庫) (文庫)

 一部の人にとってはめちゃめちゃにきつい本でしょうね。

 ブラセラ女子高生を礼賛してきた宮台。たとえば、子供の頃から塾に通って、勉強して、いい大学に入って、いい企業に入って、そのあとに何かあるか? 何か劇的な変化はあるか? そんなものはない、という。終わりなき日常。
 劇的な変化なんてないからこそ、冴えないやつは一生冴えない、モテないやつは一生モテない、そして、今の社会はそれを救う受け皿なんてもっていない。だから、最初からそういうのをあきらめきって、まったり生きようと。そうじゃないと、必ず犠牲者が出るよ、社会のコミニュケーションスキルレベルが底辺の連中は必ずイタイ目見るよ、と言っております。
 救いがあるんだかないんだか。たぶんないんでしょ??!
?ね。


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