Book Review!


作者:切通 理作

レビュー: 宮崎駿の“世界” (ちくま新書) (新書)

 私が読んだ限りでは、今まで宮崎駿作品を何気なく見ていた人のための
良き入門書ではないかと思いました。
稲葉振一郎さんの本ほど難解でなく、雑誌の記事よりまとまっています。
 深読みは横に置いておいて、まず全体像や基礎的な作品の魅力を
知りたい方に向けて作られたように感じました。
私もまだしっかり観ていない『未来少年コナン』を借りにツ●ヤへ走ってしまったので・・・(笑)

 この本を読んだ後は叶精二さんの『宮崎駿全書』を読むと、作品の裏事情が
より詳しく理解できて良いかもしれません。
もの足りない部分は自分で調べて、考察するのです!
そこが作品を観る楽しみのひとつではないでしょうか。


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