Book Review!


作者:アンブローズ・ビアス


レビュー: 生のさなかにも (創元推理文庫) (文庫)

「空を飛ぶ騎手」や「アウル・クリーク橋の一事件」など,ビアスの有名作品を収録しているほか,他の本にはあまり載っていない作品などもあるため,1篇でも多くビアスの作品を読みたいという方はぜひ。有名でないということは,内容もまあまあ,ということなので(必ずしもそうではありませんが),有名で面白いものだけ読みたいという方は,岩波文庫の「ビアス短篇集」を先に読まれたほうがいいかもしれません。構成が戦場編と日常編に別れていますが,僕は戦場編の方が好きです。南北戦争に参加し,メキシコで行方不明になったというビアスらしさが出ていると思います。


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