作者:ルース・レンデル
レビュー: 死のひそむ家 (創元推理文庫) (文庫)
1968年発表 長編6作目
隣家でおこった不倫心中事件に、まきこまれてしまったスーザン。愛人と心中した妻に、取り残され、打ちひしがれる夫 ボブ。スーザンは、自分の不幸な結婚生活を重ね合わせて、ボブに好意を抱くようになっていくが・・・
事件の真相については、想像がつくけれど、心理描写については絶妙。心の内をしっかり描いていないと、相当、つまらない作品になったと思ので、レンデルならではということろか。最高傑作とはいかないけれど・・・
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