Book Review!


作者:安間 伸


レビュー: ホントは教えたくない資産運用のカラクリ2 タブーとリスク篇 (単行本)

タイトル・表紙・文体は胡散臭いが中身は意外と硬派なことで人気を博した「資産運用のカラクリ」シリーズ第2弾。前作では「余計な手数料・税金は払わない」がテーマだったが、今回は「余計なリスクは取らない」がテーマ。前作同様、素っ頓狂な主張をしているように見えて、実は理論的にはガチガチの正統派。特に第4章などは、年金運用で語られているリスク管理理論と遜色ないレベルの内容である。それでいて、読み物としての分かり易さ・面白さを損なっていないのは流石。例えるなら「神田昌典調で語る山崎元」といったところか。


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