Book Review!


作者:ウィリアム・J. アルティエ


レビュー: 問題解決と意思決定のツールボックス―思考するマネジャーへの実践的強化書。 (BEST SOLUTION) (単行本)

KT法というものがベースになっています。
通常人間は、過去→現在→未来 といった直線的なイメージで語ってしまいがちです。それを本書では、世の中が変化することを大前提にし、意図した過去___⇒_現在_⇒意図する将来の変化
意図しなかった過去⇒____⇒意図しない将来の変化 現在とは、この意図した・しない変化の起こる未来への”対応”そのものということになる。
現在というものが漫然と流れてしまうのではなく、予測される変化に対して、何らかの対応をはかる主体的な存在になることができます。もちろん、予想通りの変化が起こることもあれば、予想通り行かないこともあるでしょう。上記と対応させた分析手法は以下の通り
□□□□□□□□□□__現在__決定分析
問題分?!
??・ギャップ分析______潜在的問題分析/好機分析 上記のように、変化する未来に備える分析手法と、起こってしまった過去<ギャップの発見及び対応策>について、本書は語っています。
一番重要なことは、上記のように、未来を2つに分けて考え、現在はその準備・対応にあるとし、ギャップが出た場合は、そのギャップの原因を分析して対応をはかっていく<検証する>と考える点になります。このような考え方が出来ている人と一緒に仕事がしたいですね。 


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