Book Review!


作者:E.S.ガードナー

レビュー:レビュー対象商品: 義眼殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 3-14 ペリイ・メイスン・シリーズ) (文庫)

この作品はミステリーにありがちな暴力
云々の表現が苦手な人には
本当にお勧めできる作品です。
せいぜい殺人ぐらいにしか暴力描写は
ありませんし、それもあまり明確な描写は
ありませんので。

この事件でもシリーズの
定番の構成、
依頼人、もしくはその周辺人物が
必ず何かをこしらえてくれています。
そう、今回は依頼人のもう一人の人の弟が
横領をやらかしてくれています。

それも思わずひっぱたきたくなってくるような
相当な性格の悪さと来ています。
どうしてまともな人物と
出くわさないんでしょうねぇ…

この事件はおそらく、
推測しようにしても
一連の事件を起こした
真の犯人はなかなか
出てはこないはずです。
??!
?だし、ヒントは一応出ているのです。
だけれども見逃してしまいますね。

終盤で
メイスンが行ったブラックな
行為が報われる瞬間…
非常に爽快感を覚えることでしょう。

地味だけれども
法廷シーンもあり
なかなか楽しめる作品です。


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