Book Review!


作者:樹 なつみ

レビュー:レビュー対象商品: 八雲立つ (9) (花とゆめCOMICS) (コミック)

主人公・闇己は、布椎家のしきたりにより闇をまとい、業を背負う。
そんな中で、年齢も育ちも違う親友・七地と出会い、闇己は少しずつ変わっていきます。闇己ははじめ七地のことをただの「ガキっぽいけど利用価値のあるやつ」くらいにしか思っていません(七地は「友達だ」と思っているのですが……かわいそうな七地)。しかし、この巻までの闇己は、七地と出会ったころと、少しずつではありますが、確実に変化していきます。この巻では、闇己にとっての七地の役割、闇己が闇に染まりきってしまわないようにつなぎとめておく力強い光としての七地を闇己自身が自覚することになります。強い人間の、強いゆえの脆さ。光の中に立つからこその明瞭な影。それをカバーするのが、七地の役割なのです。やはり、「??!
?つべきものは友」ということなのでしょう。


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