2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Book Review!

作者:ガブリエル ガルシア・マルケスレビュー: エレンディラ (ちくま文庫) (文庫) いかにもガルシア=マルケスらしい「物語の語り」に満ちている短編集。日本に住む自分からは想像できないようなこと(天使を捕まえたり、海からバラのにおいが漂ってきたり…

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作者:曽我部 司レビュー: ホッケー69―チェコと政治とスポーツと (単行本) スポーツと政治は別だ、という意見がある中で、タイトルからして異彩を放つスポーツ・ドキュメンタリー。すべては人間の営みである以上、それらを切り離して考えることは難しいし、…

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作者:夏目 漱石レビュー: 夏目漱石全集〈8〉 (ちくま文庫) (文庫) 漱石作品は、芸術性は高いが小説としての構成やストーリー展開はもうひとつ、というものが多い。そうした意味では、本書に収められている「こころ」はバランスよくまとまっている。学生時…

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作者:エズラ F.ヴォーゲルレビュー: ジャパンアズナンバーワン―アメリカへの教訓 (単行本) タイトルと著者は誰もが知っている本著。チャンスがあれば是非ご一読を。 更に詳細を見る

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作者:鬼頭 幸生レビュー: 数の基本計算 何もこんなものまで本にしなくてもいいと思いますが,これで助かる人もいるでしょうか?題名とおり,数の基本について説明されており,わかりやすいです。普通の算数,数学の教科書と違って,工夫された説明がなされ…

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作者:関橋 英作レビュー: ある日、ボスがガイジンになったら!? -英語を習うより、コミュニケーションを学べ- (単行本(ソフトカバー)) 著者の経験に裏付けられたコミュニケーション方法がポイントを押さえてよくまとまっている。ガイジンのボスがいなくた…

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作者:木下 栄蔵レビュー: 野球に勝てる数学―数字から見た勝つための条件 (DSライブラリー) (単行本) ”野球の選手をいかに正しく評価するか”というテーマを数学的に考えるという本ですが、ほぼ100%「OERAモデル」の本です。 「OERAモデル」とは、”その…

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作者:ブリジット バルドーレビュー: ブリジット・バルドー 怒りと絶望―他人はこれを「暴言・妄言」と呼ぶ (単行本) BBの映画はほとんど見ている。彼女の若い頃は本当に輝くばかりの美しさや奔放さで周りを魅了していた。現在彼女は引退し、動物愛護の先駆…

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作者:レビュー: ル・サンク特別編集 グレート・ギャツビー (タカラヅカMOOK) (ムック) ギャッツビーを演じている瀬奈じゅんさんにいつでも会える感じです。大きく開くピンナップもあります。お部屋で眠る前のひとときにゆったりと見るのには良いと思います…

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作者:佐藤 良一レビュー: パラオ海中ガイドブック (単行本) ダイビングを始めて今年の夏で3年目に入ります。まだ70本の半人前ですが、この表紙を見ただけで手に取って見たくなりました。3月にはパラオに行くのですが、行く予定がない人でもパラオに行きた…

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作者:フジ子・ヘミングレビュー: フジ子・ヘミング 我が心のパリ (単行本) フジ子さんの今までのご苦労が報われたことが実感できる本です。本の中は、フジ子さんの大好きなパリ一色!フジ子さんのパリにまつわる思い出話や主に夏はパリに住むようになった…

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作者:宝塚ムックレビュー: vol.2 凰稀かなめ(DVD付) (宝塚パーソナルブック2010) (ムック) かなめさんのいろんな表情が見れて、すごく幸せな気分です♪揚羽は、思わず時間を忘れて見入ってしまいそうな綺麗さです!ビーチでは風ちゃんとのデートが本当に楽…

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作者:レビュー: めざせロースクール、めざせ弁護士 (単行本) ロースクール入試における、ステートメントを非常に重要とする大学院は多い。その際、どのような法曹を目指したいかというところで、他学部、社会人卒の方は具体的なものを描くのが中々に難しい…

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作者:マイケル・J. ゲルブレビュー: ダ・ヴィンチになる!―創造的能力を開発する7つの法則 (単行本) ダ・ヴィンチのような考え方をもちたいと思ってこの本を手にとり読んでみた。大切なポイントが7つに分けられて述べられていたが、そのほとんどが「やろう」…

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作者:ペン編集部レビュー: ペンブックス2 パリ美術館マップ (Pen BOOKS) (単行本(ソフトカバー)) ルーブルだけで1冊出していたんですね・・・。そりゃそうですよね、無視できるわけがない・・・。オルセーをはじめとする、ルーブル以外のパリの美術館を…

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作者:梶山 季之レビュー: せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫) (文庫) 小説家がふとしたことで再会した人物は、趣味が昂じて古書店を経営するようになった「せどり男爵」と呼ばれる男であった。その後彼と会うたび、古本をめぐる数奇な物語が次から次へと語られ…

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作者:レビュー: フィガロジャポンvoyage イギリスの田舎町 (HC-MOOK) (ムック) 大まかな良さが書かれているので、詳しく楽しみたい人には向いていないかもしりませんね。 更に詳細を見る

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作者:山田 昭広レビュー: アメリカの会計基準―ARB、APB意見書、FASB基準??! ?の解説 (単行本) 米国会計基準での適用を判断するには基準書や解釈指針等の理解を網羅する必要があるが、原文に忠実に訳してあり類書の中では一番使いやすいと思います。入門編…

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作者:村井 章介レビュー: 海から見た戦国日本―列島史から世界史へ (ちくま新書) (新書) 現代の日本が国際的潮流に洗われているように日本列島は太古の昔から国際的潮流に洗われ続けてきた。現代の日本人の生活が国際場裡に取り込まれているようにその祖先…

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作者:川本 三郎レビュー: ハリウッドの黄金時代 (中公文庫) (文庫) どんなスポーツでも芸術でも、入門する上で最良の方法は伝統を築いてきた偉大な先達の足跡を知ることであるが、その為に極めて有効なのは一流の文章家による記述に他ならない。そのような…

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作者:相原 正明レビュー: オーストラリアの花100 (単行本) オーストラリアの自然を十分に満喫できる一冊です。花に興味のない人も買うかちありです、美しいたくさんの写真と分かりやす解説でとても見やすい本です。 更に詳細を見る

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作者:水木 しげるレビュー: ゲゲゲの鬼太郎 (2) (ちくま文庫) (文庫) 第一部「猫仙人」「幽霊電車」「鏡爺」「まくら返し」、第二部「ぬらりひょん」「磯女」「妖花」「人食い島」、第三部「妖怪軍団」「死神」「あかなめ」「ダイダラボッチ」、第四部「猫…

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作者:ケビン・ホーガンレビュー: 「できる人」の話し方&心のつかみ方 (単行本) 最近では、「コールドリーディング」「NLP」など相手を操作する内容の書籍が沢山出版されており、読んでいてもなぜか、良い感じをうけませんでした。この書籍は人間の思考…

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作者:水木 しげるレビュー: 劇画近藤勇―星をつかみそこねる男 (ちくま文庫) (文庫) 新撰組、近藤勇の話です。その生涯が水木しげるによって漫画にされています。一応実際の話に基づいて話は進みますが、細かいところは脚色されていると思います。新撰組も…

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作者:トニー アレッサンドラレビュー: 他人を魅きつけ他人を動かす (単行本) この本を買った当時はまだ学生でした。話す事が苦手だったのでそれとなく読みその時は終わりました。しかし、就職した今では会議、ミーティング、プレゼンテーションが日常的に…

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作者:本川 達雄レビュー: 歌う生物学 必修編 (単行本) 私は高校2年生で、生物を選択しています。初めてこの本を見たときの感想はというと、「何これ~?!」という感じでしたが、買ってみると、この本の素晴らしさを身にしみて感じることができました。学校…

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作者:管 洋志レビュー: バリ島大百科 (大型本) 真に実力のある写真家が、渾身の力をこめ、驚くべき持続力で、このうえなく魅力的な対象を撮りつづけるとき。そんな作業のお手本というべき、きわめて完成度の高い写真集だ。そういえば今年(2006年)は…

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作者:ニューズウィーク日本版編集部レビュー: ニューズウィーク日本版ペーパーバックス アメリカ人 異人・変人・奇人 (単行本(ソフトカバー)) 元々、ニューズウィーク本誌でも楽しみにしていた連載記事だったがこうしてまとめて読んでみるとアメリカ人特…

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作者:ジョン ハイリッグレビュー: メルセデス‐ベンツ栄光の歴史 (大型本) 「メルツェデス・ベンツ」は世界中の全ての自動車メーカーのお手本になりライバル視もされる、所謂リーディングカンパニーというやつだ。だが、本書を読めばそれがいかに表面的な評…

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作者:長井 勝一レビュー: 「ガロ」編集長 (ちくま文庫) (文庫) 月刊漫画「ガロ」初代編集長として伝説的人物。当然「ガロ」創刊後の話がメインと思いきや半分以上がそれ以前の話で、満州に渡って地図の作成に関わっていたことや日本が負けると身の危険を察…