作者：山田 聡レビュー： 電力自由化の金融工学 (単行本) タイトルに比べて、意外に金融工学の広い範囲の基本的事柄を扱っている。実践的な背景を伴って金融工学とはこんなもの、という啓蒙書といった位置づけに使えると思う。ただし、「誰が読むと一番役立…

作者：村山 徹レビュー： CRM―顧客はそこにいる (Best solution) (単行本) CRMって、つい、短期の売り上げや利益増の手段と捕らえてしまいます（データマイニングによる購入アイテム追加とか）。この本はそれだけではなく、顧客行動にあわせて事業を組むこと…

作者：手塚 宏之レビュー： ゲーム理論活用術―儲けるための「経済学」を学ぶ (単行本) ミクロ経済学、ゲーム理論、経営戦略を少しずつ取り混ぜた本です。ミクロ経済学は不完全競争を中心に説明してありますが、不要な部分かも。中心はタイトルどおりゲーム理…

作者：アンダーセンコンサルティングレビュー： 金融業の人材・組織モデル革新 (単行本) アンダーセンコンサルティングの金融スペシャリストによって書かれた、日本金融業の人材・組織モデル改善を提言している著作です。戦後の国家政策に沿う形で形成された…

作者：門倉 貴史レビュー： BRICs富裕層―爆発する巨大市場を攻略せよ (単行本) 『図説 BRICs経済』などの著作を多数発表し、すっかり「BRICs専門家」としての地位を確立した感のある、門倉氏がBRICsで勃興する巨大な富裕層マーケットと、その攻略法を解説す…

作者：佐々木 正悟レビュー： クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう! (単行本（ソフトカバー）) 心理学ジャーナリストにして、日本のライフハッカーの先駆けの一人の佐々木正悟氏のタスク管理についての集大成的1冊。彼のライフハッ…

作者：高澤 秀次レビュー： ヒットメーカーの寿命―阿久悠に見る可能性と限界― (単行本（ソフトカバー）) 私は阿久悠の時代に生きているわけではありませんが、この本を読んで、彼の「時代を映す作詞」と、それを可能にする眼のすごさに感動しました。かれが…

作者：刈屋 武昭レビュー： 金融工学の基礎 (単行本) 私は東京大学で卒業論文のテーマとして金融工学を選び研究を行いました。その際にこの本は非常に良い手助けになったと思います。その理由としてはさまざまな数理ファイナンスの本では議論を連続時間で行…

作者：柴田 真一レビュー： 金融英語入門（第２版） (単行本（ソフトカバー）) 初版から6年半の年月を経て登場した待望の改訂版！生まれ変わった金融の世界についてわかりやすく解説し、リーマンショック後の国際金融秩序、ユーロの問題といった新しいテーマ…

作者：鮑 黎明レビュー： 風水で運を呼び込む大事典 (単行本) 華僑の風水学―成功をもたらす開運法のすべての続編に当たる本で陽宅風水の実践に使えます。 テーマごとに区切られていて読みやすいです。 「華僑の風水学―成功をもたらす開運法のすべて」の読者…

作者：宮田 由紀夫レビュー： アメリカの産学連携―日本は何を学ぶべきか (単行本) 産学官アメリカの現場の話かと思ったら、産業政策の歴史といってもいい本である。歴史的合理性によって、アメリカの政策がどれだけうまくいているかの話になるわけだが、日本…

作者：栗谷 仁レビュー： 最強の営業戦略 (単行本) マーケティング営業（少し経営）に携わる者として、おそらく過去３０年余り書籍を乱読してきましたが、これほど論理的に整理された書籍は過去になかったのではないかと思います。競合会社にはおしえたくな…

作者：山内 英貴レビュー： オルタナティブ投資入門―ヘッジファンドの! すべて (単行本) タイトルはオルタナティブと付いていますが、実際はヘッジファンドの体系書でした。ヘッジファンドの体系と成り立ち（元々はインデックスをアウトパフォームするために…

作者：吉原 英樹レビュー： 富士ゼロックスの奇跡―なぜXerox(ゼロックス)を超えられたか (ハードカバー) 実は「わたし」はこの本に登場します。だから、売り上げがあっても利益がまわってくるわけではありません。かっては文面にあるように闊達な熱い企業で…

作者：富田 俊基レビュー： 財投改革の虚と実 (単行本) 素人の頭で読んでいますが近年の日本の政治の歴史のようなものに感じました。こうなりました・・・この意味はこうです・・・というような感じです。検索していただければ理解できると思いますが、「国…

作者：スタンダード&プアーズレビュー： 日本の金融業界〈2002〉 (単行本) とかく複雑でわかりにくい金融業界の全体像を見渡すのに、極めてコンパクトでわかりやすい本です。また、意見が客観的で、やや面白味に欠ける一方で、公平なものなので、斜に構えて…

作者：スタンダード&プアーズレビュー： 日本の金融業界〈2005〉 (単行本) 格付会社スタンダード＆プアーズのデータをもとにした、最近のトピック、各業界（銀行・保険・証券等）の動向、個別各社のプロフィールの3部構成。トピック・業界動向は、図表を織り…

作者：石川 忠幸レビュー： 戦略リーダーシップ―「リーダーシップ能力」養成講座 (Best solution) (単行本) 昨今、リーダー不在の企業は淘汰されていくという運命にある。そうした中、強いリーダーシップが求められているのは確かである。本書はそうしたリー…

作者：塚崎 公義レビュー： 不良債権処理先送りの合理性―邦銀および当局の行動に関する検証 (単行本) 本書は、日本の銀行が不良債権処理を先送りしたのは経営陣が責任を免れるためであり、それによって貸し渋りが発生し、不良債権処理の遅れが日本経済に大き…

作者：内田 学レビュー： MBAエッセンシャルズ (単行本) マネジメントに必要な知識を体系立てて学んでみたいと考えている人にとって、第一歩目の本は数多く出ていると思います。そんな中にあって、それぞれの科目ごとに、その科目全体が有機的につながって理…

作者：坪田 潤二郎レビュー： 国際交渉と契約技術 あたかもそこに何か隠された秘儀なるものがあるかのようにいろんな内外の企業戦略の本を初心にも漁っている１９８０年代の前半に見つけた作品でした。ある意味では著者の華麗なる経歴と学歴に魅惑されて買っ…

作者：村松 謙一レビュー： 倒産阻止―再建弁護士の会社救済ファイル (単行本) 企業再建を専門にしている弁護士の書いた本。金融機関に対する借入金をあまりに真面目に返済をするがためにどんどん窮地に立たされる中小零細企業の経営者。命を絶とうとするまえ…

作者：高橋 俊介レビュー： 人材マネジメント論―経営の視点による人材マネジメント論 (単行本) しかし、高橋俊介氏の著書にしては、なにか物足りないと感じられるのはなぜでしょうか。それは学者として「論」を語るより、コンサルタントとして「解」を語るこ…

作者：阿達 哲雄レビュー： ノンバンク その実像と役割 (単行本) 「ノンバンク」というタイトルだけど、他の業態を知るにも有効な一冊。閉塞感の止まない金融界にあり、新しい収益確保の手段として、改めてノンバンクへ焦点を当てている。初版から５年経ち（…

作者：野村総合研究所技術調査部レビュー： ITロードマップ2010年版 (単行本（ソフトカバー）) IT関連の企画関連の業務の方は必読の本です。そのまま使用できる内容は少ないですが全体像を掴む上ではとても参考になります 更に詳細を見る

作者：矢島 尚レビュー： PR会社の時代―メディア活用のプロフェッショナル (単行本) 米系のＰＲ会社が表舞台に登場したのは、湾岸戦争やボスニア紛争の時だった。「情報操作」、「影の仕掛け人」といった負のイメージでとらえられた。ＮＨＫのディレクターが…

作者：ラリー ハリスレビュー： 市場と取引―実務家のためのマーケット・マイクロストラクチャー〈上〉 (単行本) まず、株や為替に投資するために取引が実際に取引所でどのように行われているか、知る必要があるため、本書を購入しました。内容のほとんどは、…

作者：三品 和広レビュー： 総合スーパーの興亡 (単行本) スーパーの興亡をテーマとして、学生さんが課題を解く過程がなかなか興味深かったです。企業の中堅社員研修の課題として企画しても、十分なテーマだと思います。結論的には、結局は経営者。事業領域…

作者：西山 茂レビュー： 企業分析シナリオ (BEST SOLUTION) (単行本) 企業分析をどのように行うか、類書に比べて丁寧に記述されている。たとえば、新規参入を抑えるために投資利益率や成長率を調整する等のように業界分析の5Fと財務比率分析の関係を確認し…

作者：西村 克己レビュー： 成功する人はみんな知っているスピード思考術 (単行本) 決断こそ価値を生むのが今の社会であり仕事であると思う、もっと最適な決断方法を求めて購入。あと、西村さんの著書だったので、読んでおきたかったというのもありました。…