作者：菊地 正俊レビュー： 外国人投資家が買う会社・売る会社―会社の株価を上げる7つの戦略 (単行本) 多くの企業経営者にも是非読んで欲しいが、私のような一般の株の投資家にも最適な一冊だと思う。今年も一年、どうして株がこんな動きをするのか良くわか…

作者：三品 和広レビュー： 戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか (単行本) データ整理の緻密さは評価、敬服するが、結論はいただけない。経営学ではなく産業論なのか。理由は下記の通り。１）現在の戦略不全の原因を数十年前の戦略転換ミスに帰…

作者：北尾 吉孝レビュー： 「価値創造」の経営 (単行本) 企業ファイナンスの入門として、気軽に読むのには良いと思います。キャッシュフロー創出を機軸とした、価値創造経営をしなければならない、というのは正論です。ただ、GEの事業戦略の説明でボストン…

作者：大橋 照枝レビュー： 環境(グリーン)マーケティング戦略―エコロジーとエコノミーの調和 (単行本) 環境とマーケティングを語るときに，必ずといっていいほどでてくる人がこの大橋さんですが，この方の環境マーケティングに関する代表的著書だと思います…

作者：野村総合研究所情報・通信コンサルティング部レビュー： これから情報・通信市場で何が起こるのか ―ＩＴ市場??! ?ビゲーター２０１１年版 (単行本（ソフトカバー）) 全体として対象項目も多く、知見を高められたが、各々の項目内用が少し浅かった。 更…

作者：亀田 高志レビュー： 人事担当者、管理職のためのメンタルヘルス入門―図でわかる、適切な対応ができる (単行本) 今日、メンタルヘルス研修で使いました（時間中に全部読みました）。総合的に、実務者にとって分かりやすい。お願いとしては、この本は人…

作者：タック川本レビュー： プロは反省するな!―メジャー流「人づくりの言葉」 (単行本) 通勤時間の行き帰りですーと読めます。読むと元気になります。成功するには、「人間性」が必要であると氏は説いています。弱肉強食を連想するメジャーリーグの世界。勿…

作者：小倉 正男レビュー： M&A(ジャングル)資本主義―「敵対的M&A・三角合併」防衛法 (単行本) M&A資本主義とタイトルがあるので、最近のファイナンスの理論をふまえて書いてあるかと思ったら、単なるホリエモン、村上ファンド批判。株式会社の基本やファイ…

作者：西尾 久美子レビュー： 京都花街の経営学 (単行本) 敷居の高い京都花街には誰でも一度は行ってみたいと思う、しかし「一元お断り」という仕来りは解せない誰でもが行けない。多くの業界が顧客獲得のために苦労するを販路や売上増加に鎬を削って競争を…

作者：MBAバリュエーションプロジェクトレビュー： MBAは本当に役に立つのか (単行本) 今年から社会人になったはいいが、もっとマーケティング、ファイナンス、ITなどを勉強したいなーと思い始めた今日この頃。友人に勧められて読んでみました。すると、なん…

作者：古田 興司レビュー： 組織力を高める 最強の組織をどうつくるか (単行本) 遠藤さんの「現場力を鍛える」「見える化」の兄弟本の「組織力を高める」を読んだ。上も見えて下も見える位置にいるミドルマネジメントの問題意識と活躍が組織変革の肝であると…

作者：牧田 幸裕レビュー： ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26（ジロー）の秘訣 (単行本（ソフトカバー）) ジロリアン・経営学者の（経営学者・ジロリアンではない）著者の二郎に関する愛が溢れてしまって本を書いてしまった。そんな本だ。経営…

作者：下田 博次レビュー： ソフトウェア工場―見えない工業製品の生産と労働 (単行本) 東京オリンピック時代のソフトウェア開発を扱った論文的な書籍です。生産性などのデータも多く取り上げられており、日本のソフト開発という点においても創世記の状況をう…

作者：山梨 広一レビュー： プロヴォカティブ・シンキング ―面白がる思考 (単行本) 外部要因がもたらす苦悩や逆境をどう克服していくかそれは何事も多様な観点から見出し苦難を楽しもうという一点のみプロヴォカティブ・シンキングという言葉で表現されてい…

作者：グレアム・K・ディーンズレビュー： ストレッチ・カンパニー~超優良企業の成長戦略に学べ (単行本) この本は成長戦略の立案に関わるといった方が具体的な方法論を探す時に読むべき本だと思います。これは「超成長企業」の「成長戦略」に関する本なので…

作者：冷泉 彰彦レビュー： アメリカモデルの終焉 (単行本) テレビで「知識人」が語る「日本はダメだ。アメリカでは〜」式の啓蒙にいいかげんうんざりしていた。アメリカと日本じゃ文化も国民性も違うのではないかと。「アメリカでは成果主義が当たり前だ」…

作者：佐野 陽子レビュー： ジェンダー・マネジメント―21世紀型男女共創企業に向けて (単行本) これまで、マネジメントの世界で”ジェンダー”と言えば、一般女性社員のサイドの見解でしか見られていなかった。この本は、女性の経営者にまで探求してあり、且、…

作者：アクセンチュアリスクマネジメントグループレビュー： 強い企業のリスクマネジメント (単行本) 【１】ＢＣＰの解説などは、著者アクセンチュアの 粗いザックリ感で物足りないが、それでも （１）金融商品取引法 （２）内部統制 ･･･に置けるＥＲＭ位置…

作者：関根 次郎レビュー： 経営革新のシナリオ―論理とプロセス (Best solution) (単行本) 経営革新のために、何を考えていかなければいけないか？が中心でした。それを分析、考えるためのツールとして、ＳＷＯＴなどが軽く書いてある感じでした。「シナリオ…

作者：レビュー： コーポレートガバナンスと経営監査 (単行本) コーポレートガバナンスの国際比較、連結経営と経営監査、リスクマネジメントと経営監査という構成で、広く浅い解説が続く。退屈。そして、引用されているデータ、論点、枠組みが古い。最終章に…

作者：レビュー： 場のマネジメント 実践技術 (単行本（ソフトカバー）) 理論と実践において、実践から要素を抽出し、理論を作成し、その理論を実践に使う際には「解凍」が必要だというのはその通り。しかし、この手の本で、なぜ成功例には、「キーマン」な…

作者：石田 淳；ダネール・ラトルレビュー： たった１つの行動が?! ??職場ストレスをなくしモチベーションを高める -お金ではないトータル・リワードという考え方 (単行本（ソフトカバー）) 職場ストレスを生み出す「元凶」。それを私は勘違いし、全く理解し…

作者：陳 海騰レビュー： 百度式６００万人中国観光客を呼び込む方法 (単行本) 著者 陳海騰は、日本国の観光大使を勤めるという。著者の沖縄に始まる日本在住経験は経歴は、正に日本の架け橋たらんとする志を現しているように思える。観光産業は、世界の各都…

作者：坂爪 一郎レビュー： 御手洗冨士夫キヤノン流現場主義 (単行本) 2006年に表面化したキャノンの偽装請負問題自民党への献金を通じて政府と癒着した御手洗経団連の政策による格差社会の進行御手洗氏に対する世論の目は2007年の現在尊敬からはほど遠い。…

作者：R. エクレスレビュー： 企業情報の開示―次世代ディスクロージャーモデルの提案 (単行本) ネットワーク社会の中でのディスクロージャのあり方について論じられた意欲作です。日本で同じ事ができるか、という点については、別途議論となると思いますが、…

作者：レビュー： 経営戦略としてのIR (単行本) IRについて学ぼうと考えている人にはオススメの１冊ですが、実務家の方には物足りないのでは？｢IRってなに？」というｲﾝﾄﾛﾀﾞｸｼｮﾝ的な内容と考えて購入したほうがよいでしょう。実際の企業のIR活動の具体例や、…